金庫はどれくらいの高さから落としても大丈夫なの?

耐久チェック

私たちの資産を始め、貴重品を保管する上ではかなり重要な役割を果たしてくれるのが金庫であると思います。この金庫は一般的に、鍵をかけて中に貴重品をしまうためだけのアイテムであると考えてしまわれがちなのですが、実はそれだけのものであはりません。というのも、金庫はその装甲そのものが頑丈であることから、外部からの衝撃についてもかなりの耐久性を持っているのが特徴だからです。そのような特徴から、金庫はある程度の高さから落としたとしても、中に入っているものを守ることが可能でもあります。しかし、ここで気になるのが金庫はどれくらいの高さから落としても大丈夫なのか?という点ではないでしょうか。

金庫はピンキリですので、耐久性に欠ける製品があるのも事実です。そのため、一概にどれくらいの耐久性があるのか、そしてその耐久性によってどれくらいの高さから落としても大丈夫なのかというのは変動するため絶対的な数値を言えるわけではありません。
(参考:金庫診断士は取得するのが難しい資格なの?

ですが、日本の工業規格での基準を満たす上で、金庫に課せられているテストから答えを言うと、金庫は約9メートル上の高さから落としても大丈夫であるとされています。

約9メートルというと、平均的な日本人の身長から言うと約5人分でしょうか。それくらいの高さから落としてもいいわけですから、かなりの耐久性があることがわかります。この日本工業規格の基準を満たしている金庫は基本的に販売されているものの多くがそれにあたりますので、市販の金庫はほとんどが9メートル上から落としても大丈夫と認識していてもいいでしょう。

金庫の耐久性はそれほど認識されていませんが、かなり高いところから落としたとしても大丈夫ですのでその点にも着目した上で金庫を使用したり購入したりしてみるのも良いかもしれません。そうすれば万が一、金庫を高いところから落とす必要がある時もためらいなく落とすということができるようになるでしょう。

ちなみに、どんなに頑丈な金庫でも、鍵を失くしてしまったら元も子もありません。開けることができないのですから。そんな時は、金庫 鍵開けに強い業者に依頼すると良いでしょう。