金庫が簡単には開かない仕組みとは

あかない金庫

簡単に開く金庫というのは金庫とは言えません。金庫は簡単に開かないようになっています。中でも昔ながらのダイヤル式の金庫というのは仕組みはシンプルで簡単な作りにはなっていても暗証番号を知らなければまず開けられるようなものではありません。金庫のダイヤルというのは仕組みを知っていたとしても1〜0の数字の組み合わせは膨大な数で大体4つの番号が暗証番号になっているため、手当たり次第に試していったとしても開くまでにとんでもない時間がかかるでしょう。

金庫のダイヤルの回し方というので説明されるのは、「まず右に4回以上回します。4回以上回すことによって番号がリセットされるので次に左に3回、右に2回、最後に左に1回回したので開錠されます。

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」となります。このダイヤル錠の仕組みは、ダイヤルのつまみから伸びるシャフトに4枚のプレートが付いていて、ダイヤルを回し4枚のプレートの切りかけ位置が揃うことによって開錠されます。仕組みは単純ですが、開ける方法としては複雑です。これを考えた人はすごいですね。

他にテンキー式の金庫というものもメジャーとなっています。こちらも大体4桁の暗証番号が揃わないと開錠されない仕組みになっていますが、電気を使うので電池が必要になってきて、ダイヤル式のものと比べると故障頻度が高くなるようです。